15歳の頃に〜Showta@編〜15歳。ちょうど中学3年から高校1年までの期間、自分はどんな音楽を聴いていたんだろうか。ちょっと振り返ってみようと思います。年齢がばれてしまうけど笑、僕が15歳だったのはちょうど2011年。今に比べると音楽はあまり聞いてませんでした。自分のパソコンが無かったこともあるけど、何より音楽の情報を得るのがもっぱらテレビだったので邦楽しか聞いてなかった。ラジオも聞いていましたが、たまに流れてくる洋楽の良さはサッパリ…。正真正銘、邦楽しか聞かない少年でした。今は洋楽中心なので聞いてる音楽は結構違いますね。ついでに言うとTSUTAYAでCDをレンタルするということすら覚え始めたばかりで(ずっとDVDかビデオを借りる場所だと思っていた)、聞くCDの枚数も凄く少なかった。そんな音楽ファンの入り口をのぞき見しているような段階だった15歳に聴いていた音楽として私は初めてレンタルしたアルバムを紹介したいと思います。1枚目 「Mr.Children / IT'S A WONDERFUL WORLD (2002)」2017.11.29 08:00
2枚目のNothing But ThievesNothing But Thievesの2年ぶりとなる新作には「Broken Machine」という名前が付けられた。前作のリリースに伴ったツアーでバンド解散の危機があったことや、イギリスやアメリカを筆頭に世界情勢が変動していく中で自分たちの住む世界が完璧でないことに気づかされたことなどが、「壊れた機械」というタイトルが選ばれた一因のようだ。(ジャケ写に日本の伝統技術・金継ぎが取り入れられているのもこのタイトルを反映させてのことらしい)2017.10.14 08:00
UKサウンドと声優の邂逅 ~花澤香菜あなたは花澤香菜という声優をご存じだろうか?僕はこうして記事にしているくらいなのでファンと言っていい人間だけれども、ファン以外にも知名度の高い声優だと思っている。全国放送のテレビ番組への出演もあるし、何よりアニメへの出演本数が半端じゃない。アニメ好きなら絶対一度は声を聴いたことがあるといっても過言ではないだろう。今回取り上げるのはそんな彼女が今年リリースした4thアルバム「Opportunity」である。2017.09.21 08:00
21世紀に最も売れたロックアルバムは? Vol.1さて、あなたは21世紀に入って最も売れたアルバムをご存じだろうか?“今まで発表された全てのアルバム”という括りではギネス記録にもなっているので知っているかもしれない。1982年に発表されたMichael Jacksonの「Thriller」である。2012年時点で6500万枚の売り上げが正式にギネス記録として認められ、「史上最も売れたアルバム」となっている。ここにAC/DCの「Back in Black」、Pink Floydの「The Dark Side of the Moon」と続く。この辺りまでは音楽が好きという人なら知っている人も多いだろう。では21世紀に入ってからはどうだろうか?今世紀は音楽的なムーブメントもあまり起こっておらず、人々の音楽的な趣向も多様化したことで誰もが知っている大ヒット曲、アルバムが減少している。またCDというフォーマットからダウンロード、ストリーミングと音楽の聴き方も変化している。そんな21世紀において最も売れたアルバム・・・気にならないだろうか?別に気にならな・・・「私、気になります!!」2017.08.21 08:30
何を「発見」したのか ~Mr.Children「DISCOVERY」、直訳すると”発見”という意味になる99年発表のMr.Childrenの7thアルバム。モノクロの空をバックにメンバーがこちらを見つめているという思いっきりU2の「Joshua Tree」のジャケ写をリスペクトしているのが印象的な作品だ。この作品のジャケ写をパッと見た感じからなんとなく「暗そう」なイメージを受けるのではないだろうか?実際、このアルバムは発見という題名に反して「何を発見したの?」と言わんばかりに暗い雰囲気が漂っている。このアルバムが製作される前にMr.Childrenは97年に一度活動を休止している。当時リリース済みだったアルバム「深海」「BOLERO」はそれぞれ大ヒットを記録したものの、曲名が「ALIVE」だったり、別の曲で「死にゆくことにすら憧れる」と歌われていたりと歌詞のテーマが物凄く切実になっており、大ヒットの反動か精神的に疲れていることが伺えた。しかも同時期には桜井和寿の不倫が報道されており、大ヒットによる精神的疲労にマスコミのバッシングでバンドとしては物凄く大変な時期だったのではないかと思う。ゆえに活動休止という選択はバンドを続けていく上では無くてはならないものだったのだろう。そんな彼らが活動休止に入り、1年強で復活して何枚かのシングルを挟み発表されたのが「DISCOVERY」である。発見と題されたこのアルバムで彼らは「深海」「BOLERO」への答えを発見できたのか。はっきり言って答えは否である。変化はある。歌詞もそこまで生死に触れることが無くなり(不穏な歌詞はあるけど)、最悪の状況は脱したのかなという印象は受けるし、明るい曲もある。サウンド的にもPro Toolsを導入してU2やRadioheadに影響を受けたようなアプローチが見え、今までにない変化が見られる。「深海」「BOLERO」期に比べると明らかに色んな面で前向きではあるのだが・・・悩んでいたことに対する答えは発見していない印象を受け、さらに歌詞の前向きさも悩みまくって答えは出なかったから仕方なくといった感じで素直な前向きさではない。「深海」「BOLERO」期の雰囲気が抜けきらないのはこの辺りが影響しているのではないだろうか。ただ結果として”悩みまくっても答えが出なかった”「DISCOVERY」があったからこそ”悩んでも答えは出ないと吹っ切った先の自由”である次回作「Q」にたどり着けたとも言えるだろう。「深海」「BOLERO」期で疲れ切った彼らは活動休止に加えて、音楽的な部分でも答えに固執し続けないでリラックスすることが必要だったのだ。そのリラックスのためのアルバムが「DISCOVERY」であり「Q」なのではないだろうか。「DISCOVERY」と「Q」、この2枚のアルバムは共に売り上げは減少してしまい、迷走とも取られてしまいがちだ。しかしこの先Mr.Childrenがトップに返り咲くためにこの2作でのリラックスは確実に必要であり、同時にこの2作が無かったら今のMr.Childrenは無かったといえるだろう。2017.08.11 09:00
ロックスターではなく、1人の人間として 〜 Linkin Park「One More Light」3rdアルバム「Minutes to Midnight」から作品毎に大きくその作風を変えてきたLinkin Park。おそらく今作が変化という部分では一番大きかったのではないだろうか。アグレッシブなバンドサウンドもスクリームも無い。チェスターのヴォーカルもいつになく柔らかで優しい。さらに外部のソングライターの介入もあってか今までの彼らには無かった陽だまりのような暖かい雰囲気がアルバムを包み込んでいる。その一方、歌われている内容は非常に内省的だ。孤独と迷い、そして自分の抱えている問題が赤裸々に歌われていて、まるで陽だまりが手の届かない遠くにあるように感じられてしまう。しかしこれが矛盾しているとは思わない。私を含めて誰しも何らかの問題を抱えていて大抵は理想の自分にはなれていない。それはロックスターである彼らであっても同じであり、陽だまりのような暖かさを感じたのは、苦しんでいる自分の内面とは裏腹に”こうありたい”という理想が映し出されていたからなのではないだろうか。今作はロックスターではなく、一人の人間としてありのままをさらけ出して、聞く人ひとりひとりに寄り添った非常に暖かくパーソナルなアルバムである。それ故、あの悲しい事件以降、このアルバムの持つ意味は大きく変わってしまったのかもしれない。時間が経てば経つほど今までのように純粋な気持ちでこのアルバムを受け止めることはできなくなってくるだろう。だから今はただ、彼らが、そしてチェスターが寄り添ってくれた暖かさに浸っていたい、そう思う。(文:Showta@)2017.07.28 13:51