心の刃は悪心を断つ〜鬼滅の刃大好きオタクより〜

え〜…今回のコラムも音楽にあんまり関係ございません…申し訳ないと思っています(思ってるとは言ってない)
でも!極力音楽にも絡めていくので許して欲しいです!おなしゃす!

今、僕がめちゃくちゃ大好きな漫画がある…それが現在、週刊少年ジャンプに大好評連載中の「鬼滅の刃」だ。
どういう話か簡単にかいつまんで、説明していきたい。

舞台は大正時代。炭焼きとして働く心優しい少年の「竈門炭次郎」は父を亡くし、貧しいながらも母親とたくさんの兄弟たちと一緒に山中で仲良く暮らしていた。
ある日夜遅くまで炭を売っていた炭次郎は麓の村の老人に、夜もふけると人を喰い殺す「鬼」が現れ危険だから一晩泊まっていくよう諭される。
最初は「鬼」の存在に懐疑的だった炭次郎だったが、生来の優しさから老人が話し相手を欲し、寂しがっているのだと解釈し、恩義に甘え、一晩宿を借りることにする。
次の日、自宅に帰ると家族が無残に惨殺され、唯一の生き残りである妹の「竈門禰豆子」は鬼へと変貌していた…。
禰豆子を人間に戻し、家族の仇を討つ為、炭次郎は鬼を討伐する非公式団体である鬼滅隊に入隊し、戦いの日々に身を投じていく…。

とまぁ、和風ダークファンタジー活劇とでもいうべき、ありそうでない王道設定の物語なのだが、何が素晴らしいかというとまずはその世界観!
こえーよ!
夜中に一人でこの駄文をお読みの方、ごめんなさい…
鬼のその異様なインパクトあるビジュアルの為にキモ怖い画像を貼らせて頂いた。
とにかく鬼のビジュアルのインパクトたるや!(ちなみに鬼は夜間にしか活動出来ないという制約があるため、鬼滅隊も基本、夜に任務がある。こんな連中に夜に出くわすとか漏らすわ…)
まるで、犬神サアカス團のこの曲が流れてきそうである。

大正時代ということもあり、和装が基本だし、洋風のごてごてした世界観は極力排されている。
妹の禰豆子も勿論和装。ちなみに大正時代の女性は下着を基本着けなかったそうだ。あっ…(察し)
バトルシーンもなかなかの迫力だ。
最初は拙いところもあったが、話数を重ねるごとに見せ方も上手くなり、刀を使った動きでは流れがわかりやすくなっている。これからも成長がかなり期待できる。

世界観やバトルシーンは◎だ。
では、肝心のキャラクターはどうか…
これも魅力的なキャラクターばかりで、非の打ち所がないのだ!
主人公の炭次郎は真っ直ぐで優しい少年だ。責任感が強く、やや融通の効かない頑固なところはあるが、読者全員が好感を抱く、今時稀有なキャラクターだ。

主人公と同じ、鬼滅隊に所属する「我妻善逸」は非常に臆病で女好きのヘタレなのだが、性根は優しく一途に仲間を思う、あったかい心の持ち主だ。

同じく、鬼滅隊に所属する「嘴伊之助」はイノシシの面を被った野生児。野生児故に人の機微や感情を読み取るのが苦手ではあるが、強さを追い求める戦士の気概を持つ男である(ちなみの面の下にある素顔は美少年)。
その他にも魅力的なキャラクターだらけなのだが、今回は主要の三人をご紹介するに留めたい。
続きは是非、本編を読んでさらなる魅力を感じて欲しい。
熱さを感じるこの曲を聴きながら是非


ダークな世界観に王道のジャンプ漫画を展開する「鬼滅の刃」。
このダメコラムで少しでも興味を持たれたら是非一度読んで頂きたい。
その今までに感じたことのない不思議な魅力にどっぷりとハマるはずだ。

追記:この曲を聴きながら最近は良く読んでいました。


(文:ジョルノ・ジャズ・卓也)

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