2017年ベスト〜番外編〜

12月に入り年末に向けて人々が浮き足立つ今日ですが、クリスマスに特に予定はないジョルノ・ジャズ・卓也でございます…。
さて、今回は私が2017年に発売、放送され個人的に良かったと思う漫画、アニメをトップ3に絞り発表する2017年ベスト番外編をお送りしようかと思います。
サークルとしては年明けに音楽の2017年ベストを私を含め、メンバーが発表する予定ですので、そちらも是非お楽しみください。では、次項からチェック!チェック!




                          「漫画編」

第3位「銀河の死なない子供たちへ」
作者:「施川ユウキ」
発売日:「2017/9/27」
「サナギさん」や「バーナード嬢曰く」といった4コマやショートマンガの名手である施川ユウキ先生が挑む初の長編ストーリー漫画。人類が死に絶えた惑星で決して死ぬことが無い姉弟のπとマッキが生命と死、そして死ねない自分たちと有限の命である生物の存在価値を哲学する漫画である。
施川先生作品らしく、一つの事象を広く広く広げて、先生の考えや哲学をわかりやすく、可愛らしく、時に残酷に読み手にぶつけてくるそのスタイルが今作はかなりヘヴィに表現されている。萌える哲学4コマとでも言うべきサナギさんとは対のスタイルでありながら、根本は同じであると感じた傑作。



第2位「異種族レビュアーズ」
作者:「原作.天原 作画.masha」
発売日:「2017/9/8」
一部で静かなブームとなっている「モン娘」「人外娘」モノ。人間の女の子は三次元どころか二次元も信じられない…。そんな拗らせた諸兄にピンズドだったのか一定の需要に応えながら、モン娘作品は一般、成人指定を問わず発表され続けている。
これはそんなモン娘、人外娘界隈の中でもかなりの変わり種である。
簡単に内容を説明すると人間やモン娘問わずに種族が交流を活発にかわしている世界が作中である。当然のことながら、男女が種族問わずに活発に交流すればスケベな店や風俗店も発達する。そういったモン娘が中心に働いている風俗店に潜入し、体験レポートを書き東スポ的なものに記事を載せて日銭を稼ぐボンクラ異種族専風俗ライターのお話なのだ。ここまで読んで、「ほんまに面白いの?」と疑問を感じた諸君。騙されたと思い読んで欲しい。実際の風俗でもあるあるな話をモン娘でやったり、人外娘あるあるを風俗でやったりと、知らなくても、知ってても笑えること間違いなしの作品なのだ。
風俗を題材にした作品ではあるが、直接的なエロはあまりないので、そこが苦手な人も安心して読んで欲しい。



第1位「大蜘蛛ちゃんフラッシュバック」
作者:「植芝理一」
発売日:「2017/10/23」
さて、映えある第1位は個人的趣味全開で申し訳ないが、尊敬する植芝理一先生の新作である「大蜘蛛ちゃんフラッシュバック」で決定です!
いや〜前作の「謎の彼女X」も最高のフェチ漫画だったのですが、今作も最高だ…。
主人公の鈴木実は漫画家の母親である綾(この母親の旧姓がタイトルに出てくる大蜘蛛)と二人暮らし。父親は実が幼い時に他界し、今は漫画家として活躍している母が生活を支えている。
そんな実は時折、亡くなった父の記憶と思われる体験がフラッシュバックする。それは主に母の綾と父親が高校時代に経験した甘くて優しい記憶だ。その記憶の母親と現在の母親がオーバーラップし、元からマザコン気味の実は母親がさらに愛おしく大好きになっていき煩悶とするのだった…。
とはいえ、エロ漫画や三流マザコン漫画と違い直接的にはベタベタしたりはしない。家族のスキンシップから女性に対するスキンシップに移行するギリギリのラインと主人公の母親に対する愛なのか女性に対する愛なのかわならなくなる手前の感情に悩むという、母親ものフェチにはたまらない作品となっている。
ちなみにアフタヌーンで新連載時の煽りがサイコーなので画像で確認して欲しい↓




                          「アニメ編」

第3位「徒然チルドレン」
週刊少年マガジンに連載中の青春オムニバス4コマのアニメ化作品。
原作のキュン死するような甘い表現が余すところなく見事に表現されており、原作ファンの自分も大満足の作品に仕上がっていた。個人的にはパティと辻のカップルが大好きです。次点で生方と柴崎。



第2位「月がきれい」
2位も青春恋愛ものですね…。俺、どんだけ青春に飢えてるんだ…。
中学生カップルの甘酸っぱい恋愛を描いた青春ラブストーリー。もう、毎週やきもきしながら観てたよ!最終回あたりとか感情移入しすぎて軽くおかしくなってましたからね僕。まともな大人のすることじゃないですな…来年は気持ちをセーブしながら楽しみます…。



第1位「冴えない彼女の育てかた♭」
はい。優勝。
文句なしですね。加藤恵がこの世に生まれてきてくれたことに感謝。オージーザス!な存在がひたすら可愛くて愛おしいアニメでござった…。
また、詩羽先輩のエロさとほんとはウブなところ。エリリの素直になれないHard To Say I'm Sorryなツンデレ可愛いところ…全てが完璧でした。毎週テレビの前で加藤恵という女神を崇拝し、不健康な妄想に耽っていた三ヶ月でした。最高の二期をありがとう!以上!





いかがだったでしょうか。本当はまだまだ紹介したい作品もあるのですが、それはまたの機会に是非…ということで。
今年もたくさんの素晴らしい作品が生まれました。来年はどんな作品が我々をワクワクさせてくれるのか、今から楽しみな僕です。それでは皆さん良い年末を!

P.S.クリスマスプレゼントお待ちしてます…



(文:ジョルノ・ジャズ・卓也)



0コメント

  • 1000 / 1000