15歳の頃に〜ジョルノ・ジャズ・卓也編〜

こんばんてん。堀江由衣じゃありません…ジョルノ・ジャズ・卓也です。
先月スタートした、月一レビュー企画の第二弾ということで、今回は「15歳の頃に聴いていた音楽」。
15歳の時に俺な〜に聴いてたっけなぁ…あの時はロック小僧のアニオタでロックとアニソンしか聴いてなかった気はするなぁ…もう、10年前か…時の流れは早いなぁ………
すいません。本題に入ります。次項から刮目せよ!



ミュージシャン:Red Hot Chili Peppers
アルバム:「Stadium Arcadium」

レッチリは中二で出会ってからずっと大好きなバンドだった。
当時の僕はハロルド作石先生の「BECK」とrockin'onをこよなく愛読しており、その両紙で絶賛されるレッチリとはなんぞや?とすぐに近所の電気量販店でベスト盤を購入し、聴きこんだ。今まで、僕の音楽を愛するポイントはメロディーが全てだった。それが、レッチリに出会って開眼。レッチリの刻むリズム曼荼羅の素晴らしさにすっかりやられてしまった。KornやRage Against The Machineのようなリズムとグルーヴが売りのバンドを好きになれたのも彼らのおかげだった。
リアルタイムで出会えた上記アルバムは二枚組のボリュームだが、ダレさせずに要所要所にフックを持たせる良盤。ジョン・フルシアンテ再脱退前のライブバンドとしてロックバンドとして熟したレッチリの輝きがパッケージされた一枚。
おススメはやっぱりこれ↓




ミュージシャン:Pearl Jam
アルバム:「Reaview Mirror」

実を言うと僕はNirvanaとPearl JamならPearl Jam派だ。それはひとえにヴォーカルのエディ・ヴェダーの唯一無二の歌声と死ではなく生を全身を使い聴衆に伝えるそのスタイルにやられたからだ。
この二枚組のベストアルバムは動パートと静パートに別れており、彼らの音楽性の幅広さと激しい魂の昇華を感じることが出来る。中三の辛い時期に良く聴いた一枚。
おススメはこれ↓




ミュージシャン:The Clash
アルバム「The Essential Clash」

中学生男子なんてマッチョと女々しい自分の立ち位置で悩み揺れる時期だ。そんな時にThe Clashは男の貫き方を教えてくれた。負けてもいい、逃げてもいい、ただ、自分の守りたいものだけは決して誰にも渡すな。譲るな。それをジョー・ストラマーは歌越しに中坊の僕に教えてくれた。
今の自分はパンクスピリッツからは縁遠い人間になった。だけど、たまにジョーが囁く。自分を失うな。時には闘うことも必要だ…と。
おススメはこれ↓




ミュージシャン:泉こなた(平野綾),柊かがみ(加藤英美里),柊つかさ(福原香織),高良みゆき(遠藤綾)
シングル:「もってけ!セーラーふく」

オチがこれかよ!!!
さーせん…中三の時に頭おかしくなるくらい聴いた大好きな曲なんです。こっちか同じく死ぬほど聴いてた「ハレ晴レユカイ」で悩んだのですが、リアルタイム中三だったということで、こっち。
ちなみに僕はつかさ派です。
おススメは有無を言わさずこれ↓






いかがだったでしょうか。いや〜やっぱりロックとアニメっていいもんですね(水野晴郎ヴォイス)
15歳っていうと非常に微妙な時期だ。江戸時代なら元服だし、世界的にも後進国では成人と見なす国もある。
ただ、現代日本では自己と他者の関係に悩み、将来を憂う時期だ。そんな時に僕には音楽とアニメがあった。それがすごく救われた。音楽やアニメが好きな思春期のみんなも甘えて趣味に救われるべきなんだ。どんだけ打ちのめされたって、音楽やアニメは受け取り手を傷つけたりはしないのだから。
あの頃の僕と同じように悩み、将来がわからなかった15歳のキミと15歳だったあなたにこの記事を捧げます。



追記:入れられなかった好きだった曲↓



(文:ジョルノ・ジャズ・卓也)




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