今年の音楽生活を振り返って~ジュン編~

 音楽生活なんて言い方は大袈裟で実は好きじゃない。まあそれは置いておいて、今年は充実してた。社会人になって使えるお金も増えて、都会に出やすくなったし。



※サムネイルは社会の荒波に飲まれてるけど、自分はのんびりやってます。今のところは。


さて、今年の自分はどんなものにハマったのか。いってみましょう。




1. ガレージロック・リバイバル(というか初期ストロークス)


 なかなか90年代の音楽から抜け出せない感覚がここ2年くらい続いてたけど、今年はそこを抜け出せた気がした。その代表がこの界隈。深く掘ったわけじゃないけど。



 ストロークスなんて一年と少し前の自分なら考えられなかった。「こんなスカスカな音楽のどこがいいのか」とか思ってたし。浅~いけどいろいろ聞いてたところにようやくこのシンプルさがクセになったのが今年のスタートから春まで。今は熱は落ち着いたけど、変わらず流してる。ストロークスの1stと2ndアクモンのAMは今年よく聞いた。




2. エモ


 今年はエモにかなり傾倒した。もともとポストロックが大好きだったことを入り口として、エモの品ぞろえがいいお店に時々行ったりしてた。



 この the get up kids の "Holiday" なんて今年聞いた回数がすごい。一時期毎日聞いてた(今でも頻繁に聞くけど)。ストロークスにハマったのもそうだけど、今年はこういうインディー的なロックが自分には刺さった。

 この界隈にハマって一番影響されたことというと、ちょうど日本でもマイヘアとかが流行ってるおかげで、日本のロック(特に2000年以降)に向き合う機会ができたこと。どうしても洋楽志向だった自分がかなり変わることができた。(※今の自分のツボに入ってるのはSurvive Said the Prophet の "When I"だったりする)






3. GRAPEVINE


 GRAPEVINEの存在ぐらいはさすがに前々から知ってはいたが、聴きこむ機会がなかなか無かった。今年のフジロックに出演が決まったときから「これは聞かねば」ということで聴き始めたが、見事にハマった。今のところ「羽根」がたまらない。



 というか、今年はオザケンが復活したり、キリンジの「エイリアンズ」がCMに起用されたり、少し前の音楽の盛り返しとかが熱かったように思える。(最近ショックをうけたのは初音ミクの「メルト」がついに10年前の音楽になってしまったことだ。当時ハマってたわけじゃないけど、ずっと話題だったし)

 話をGRAPEVINEに戻そう。実はハマった音楽として彼らを取り上げてはみたが、実際まだまだ聞き込みが甘くて書けることが少ない。言い訳をすると、なかなか入手が困難だったせいだ(特に中期)。今月になって少し東京に行く用事があり、そこでようやく中期のアルバムがいくつか揃えることができた。

 今年20周年を迎え、アルバムも発表した(作品は順番に聞く主義なのでまだ聞けていない・・・)彼らの音楽によく浸ることが、現時点における来年の最大の課題であり、最大の楽しみである。




以上で、今年ハマったものについては終わり。いい一年だった。



最後に、今年買ったアルバムで一番印象に残ったアルバムを発表します。


TORTOISE

"millions now living will never die"



 これについてはいつかレビューを書くかもしれないし、記事も長くなってしまうので紹介だけに留めようと思う。

 ただ、自分はこれを中古で買ったが、なんとリイシューされる前の国内盤(ボーナストラックが3曲だけのバージョン)だったことは自慢させてほしい。ピース。



 じゃ。



(文:ジュン)


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