ロックデュオというバンド形態
どうも!toraです。
皆さん、「バンド」というと何人くらいのイメージをお持ちになりますか?
ベーシックに4~5人?人によっては3人トリオや6人以上だったりをイメージする方もいらっしゃるのでは?
では、2人はどうでしょう?
え?それバンドなの?ゆずかなんか?
今日は、もはやバンドかすら若干怪しい、2人組バンドについて書いてみようと思います。
僕はこの2人組というバンド形態、トリオバンドと同じくらい好きです。
たったの2人(3人)で曲を作り上げ、演奏する…そこに力強さ、かっこよさ、そしてある種の可能性のようなものを感じるのです。
日本なんかにも二人組のグループなんてのは多々いると思います。先に挙げたゆずとかドリカムとかコブクロとか。まあそもそもジャンル的に比べるのはどうなのっていう例ですが、そこは笑って許して。
でも、こういったグループ、たった二人だけでステージに立ってる姿ってあんまり想像できなくないですか?基本的にバックバンドやらサポートメンバーなんかを従えているかと思います。え?アコースティックバージョン?それを言っちゃおしまいよ。勘弁してください。
ではではここで僕の知ってる2人組ロックバンド、いろいろ挙げてみようと思います。
・The White Stripes
バンドで2人組といえばこの人たち、という方も多いんじゃないでしょうか?僕も最初に知った二人組バンドはこの人たちでした。アメリカはデトロイト出身、Jack WhiteとMeg Whiteの(なんちゃって)White姉弟によるギタードラムバンドです。
めちゃくちゃ好きなSon HouseのDeath Letter (Blues)のカバー。パワフルってこういうのに使う言葉なんですかね。JackとMegのコンビネーションを見ると、これがバンドかって思います…
・The Black Keys
こちらも有名。アメリカはオハイオ出身、Dan AuerbachとPatrick Carneyによるギタードラムバンド。このバンド、2010年作の「Brothers」からベースとキーボードが加わってます。
こちらは2013年のライブですが、Brothers以前の楽曲は二人だけで演奏しているみたいですね。かっこいい…ファズギターがめっちゃ良いです。
・Death From Above
カナダはオンタリオ州出身、Jesse F. Keelerと Sebastien Graingerによるベースドラムバンド。以前はDeath From Above 1979名義で活動していましたが、最近1979がとれたそうで、「Freeze Me」という新曲も発表。新作出してほしいぃ。
このバンドの特徴はヘビーでありながらシンセも用いたちょっぴりエレクトロ感ある楽曲です。ぶっちゃけライブよりはスタジオ音源を聴くとよくわかると思います。ドラム叩きながら歌うのいつみても大変そうです…
・Royal Blood
出ました。イギリスはブライトン出身、Mike kerrとくまのプーさんBen Thatcherによるベースドラムバンド。僕のめちゃくちゃ好きなバンドです。今年は2ndアルバムをリリース、サマソニにも出演しました。見ろ。
Mikeはベースからギターの音までも出しちゃう変態。ベースの1弦2弦にギターの弦を張っちゃったとかなんとか。バカなの?初めて聞いた人は絶対「は?」って言っちゃうデュオ、それがRoyal Blood。これはほんとに聴いてほしい。
・Slaves
イギリスはケント出身、Laurence "Laurie" VincentとIsaac Holmanによる二人組。Laurenceは曲によってギターとベースを使い分けてます。
去年(2016年)のサマソニで見ました。めちゃくちゃ盛り上がりました。今日紹介する2人組で一番パンクしてるバンドだと思います。あと、とりあえず頭が悪そう。
・Drenge
イギリスはダービーシャー出身、Eoin LovelessとRory Lovelessによる元二人組。元というのは2ndアルバム「Undertow」からベースが加わったのです。
この動画はまだ二人だけだったの時のもの。彼らから感じるのはジメっとしたダークさ。陰キャって感じ。彼らの曲には「People In Love Make Me Feel Yuck」なんてタイトルのものもあります。Drengeはもてないオタクの味方。リア充爆発しろ。
・Honeyblood
スコットランドはグラスゴー出身、Stina TweeddaleとCat Myersによるギタードラムバンド。今回紹介するデュオで唯一メンバー二人とも女性のガールズデュオです。
お気に入りの曲。クリーンギターが心地よいです。このバンドのほかの曲はグランジポップっぽいやつが多い気がします。
・Little Hurricane
アメリカはカリフォルニア出身、Anthony “Tone” CatalanoとCeleste “CC” Spinaによるギタードラムバンド。
男性ギターボーカルと女性ドラマーという編成が同じからか、The White Stripesと比較されてるみたいですが、どちらかとThe Black Keysに似てるかと思います。こちらの曲はベースレスであることを忘れさせるかっこいい曲。
・The Kills
最後はこちら。HotelことギターのJamie HinceとVVことボーカルのAlison Mosshartによるデュオ。Jamieはイギリス、Alisonはアメリカ出身です。このデュオ、割と有名かとは思うんですが、なぜ最後にしたのか。それは彼らの編成です。ボーカルとギターだけ。彼らのステージはどんな感じなんでしょうか…
先に申し上げますと、2011年作「Blood Pressure」のツアーの後半(たぶん2012年)辺りから、ドラムがサポートメンバーがついています。最近はベースもいるみたいですね。
ではその前はどうなのかというと、まさかのドラムマシンを使ってます。まじか。今回紹介したバンドは基本的にギター/ベースとドラムでしたので、このスタイルは若干グレーなところな気がするんですが、まあ「ステージに2人だけ」ですので一応大丈夫でしょ。Jamieのギタープレイは少し変わっていて面白いですし、なによりAlisonの声がかっこいい。まあ、自分はぶっちゃけThe Dead WeatherでのAlisonの方が好きなんですけどw
The Dead Weatherについてはいづれまた記事にして書こうかなと思ってます。
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したのはほんのわずかにすぎないと思いますし、僕自身、まだ見ぬロックデュオを模索中です。「こんなデュオおりまっせ!」とご存知の方は是非教えていただきたい…
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